シルク(絹)はむかしから、ひとが手術するときの縫合糸として使用されてきました。自然界にある成分シルクは人のカラダへの親和性も。シルク(絹)をつかうことで皮膚の再生とエイジングケアを目的としたシルク化粧品も開発がすすんでいます。(2016年3月20日付・朝日新聞「シルク新時代」から)
シルクを材料に化粧品をつくる会社「アーダン」鹿児島・奄美大島。アーダンの西社長は京大医学部出身で、再生医療の学会にも所属する研究者。化粧品メーカー・アーダンはもともと西社長の母親が創業した会社だった。西社長が社長になるさい「化粧品メーカーとして、シルクによる皮膚の再生の研究もしたい」とおもったのが、シルク絹化粧品を開発したスタート。
アーダンのシルク化粧品をつかったお客から「肌のトラブルがおさまったきがする」という声もとどいていた。そこで肌への効果を専門家とたしかめることに。
鹿児島大学大学院医詩学総合研究科皮膚科学の金蔵拓郎教授と、アーダンで共同研究をはじめました。鹿児島の奄美大島の特産品は絹布「大島紬(おおしまつむぎ)」でもあり、このシルク研究をつうじて地域振興にも役立てばという気持ちがありました。
西社長がシルクをフィルム状にして金蔵教授がネズミの背中のキズにはると細胞や血管の増力が活発になったのです。さらに傷のなおりもはやくて痕がのこりにくくなるという結果でした。
シルクは界面活性剤をつかっておらず肌の刺激は少ない。「想像以上の効果。シルクの成分が細胞内にはいり活性化にかかわるたんぱく質のスイッチをいれるのだろう。」
シルクを化粧品クリームや軟膏にすれば傷やけど、床ずれなどの治療にもつかえそうだということで特許を申請しています。シルク絹の化粧品用途はこれからもっと広がりそうです。
シルク100%パウダー「なぜこんなに売れているのか謎Σ(゚д゚;)」
さあ、美人肌になりましょ☆(ゝω・)v
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