クレンジングでメイク落とし。おちにくいマスカラはファンデーションもクレンジングでしっかりおとさないと毛穴が広がる原因に。
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吉木伸子皮膚科医の著書「美人に化粧水はいらない」より、クレンジングの選び方を学んだのでご紹介!
「肌をいためるクレンジング法」
・マスカラなどをおとすときに、強いクレンジングでこすりつづけると、乾燥・シミシワの原因に(何年も蓄積された場合) おちないマスカラなどは勝負メイクのときにだけつかって、その他はおちやすいペンシルアイランだけにしておく。
・毛穴ケアのつもりで長時間クレンジングマッサージしても表面をとかすだけ。毛穴のおくはきれいにならないし肌があれるだけ。
・安すぎるクレンジングはダメ。お値段の目安は2000円以上。クレンジングと保湿美容液にはお金をかけよう(石けん、化粧水、メイク用品は安くてもOK)
・あわない&安いクレンジングで肌荒れをおこすのは、使用スタートから数週間~数カ月たってから。
・W洗顔不要のワンステップクレンジングは肌に負担がかかる。ワンステップでメイクオフさせるためには強い界面活性剤が必要になるのが理由。楽ちんではあるが毎日の使用はおすすめできない。
(本著p71 巷にまかりとおる肌をいためるクレンジング法より)
ミルククレンジングにはきをつける
ミルククレンジング、UVミルクなど「ミルク」は油を界面活性剤(乳化剤)で乳化させたもの。そしてミルクは水分がおおいので腐らないように防腐剤が配合されているのが普通。
乾燥肌のひとはリキッドファンデよりパウダーファンデを選ぶ
・保湿美容液でしっかり保湿してからパウダーファンデをつかう。
・それでもどうしても乾燥してしまうひとは、クレンジングをいいものに見直す
洗顔料の選び方
・肌のうるおいをまもっているのは皮脂ではなくセラミド。
・石けんではセラミドはとれないのでしっかりあらって皮脂よごれをしっかり落としたほうがいい
・洗顔は固形せっけんがベスト
・クリーム状の洗顔(洗顔フォーム)は、油分をふくんでいることが多い。これが肌にのこりすぎるとそのあとで使う美容成分がお肌に浸透しないことがあるので注意。
・洗顔はシンプルな固形せっけんで、洗った後に肌がすこしつっぱるくらいのほうがいい。つっぱってもその後でセラミド配合の美容液で保湿すれば乾燥をふせげる。
「洗顔料の美肌成分は有効?」
・美白成分・植物エキス・セラミド・ヒアルロン酸など保湿成分を含む洗顔せっけんもあるが、ほとんどは洗い流されてしまう。
・だから洗顔せっけんは安くてシンプルで安いものでいい。
・美容成分などはそのあとの美容液でおぎなう。
(P82 洗顔料の美肌成分は有効?より)
驚愕!皮脂が大事だから洗いすぎないのは老化の原因
・毛穴の悩み・・・これは皮脂がお肌にたまることでおこる。皮脂がつまって毛穴がひろがるのではなく、酸化した皮脂が肌を老化させるために毛穴がひろがる。
(それが証拠に皮脂のすくないフェイスラインはシワが少ないはず)
・洗顔はしっかりと!皮脂をおとす。